生命保険を見直した40代が「月5000円」浮かした理由
「保険、ちゃんと見直さないといけないな」と思いながら、何年も放置していませんか?
私もそうでした。でも、ある出来事をきっかけに保険を見直した結果、月々の支出が大きく変わっただけでなく、「保険とお金の本質」について深く考えるようになりました。
この記事では、私が実際に行った保険の見直しと、そこから得た気づきをありのままお伝えします。
見直し前:月5000円弱のがん保険+特約に入っていた
見直す前、私が加入していたのは以下の保険でした。
- がん保険(入院・手術時の特約付き)
- 月々の保険料:約5000円
特別高い保険ではありません。でも「なんとなく必要だろう」という感覚で約20年加入し続けていました。
見直しのきっかけ:病気・手術・入院を経験した
見直すきっかけになったのは、実際に病気になり、手術・入院を経験したことでした。
治療が終わったタイミングで、ふと立ち止まって考えました。
「この保険、今後も本当に必要なのだろうか?」
保険に入っていて良かったという気持ちもありました。でも同時に、「そもそも保険がなければどうなっていたのか?」という疑問が生まれました。
そこで、冷静に計算してみることにしました。
計算した結果、衝撃的な事実に気づきました。
今までの入院・手術で給付された金額 << これまで保険会社に支払ってきた保険料の総額
つまり、保険に入り続けていたにもかかわらず、トータルで見ると「支払い越し」だったのです。
これを知った時、正直、非常に悔しかった。「もっと早く気づいていれば」と思いました。
でも、この悔しさがあったからこそ、「本当に保険が必要なのか」を真剣に考えるきっかけになりました。
気づき①:高額療養費制度の存在
改めて調べて気づいたのは、日本には「高額療養費制度」があるということでした。
この制度は、1か月に支払う医療費の自己負担額に上限を設けてくれるものです。
収入によって異なりますが、一般的な所得の場合、ひと月あたりの上限はおよそ8〜9万円程度です。
つまり、どれだけ治療が長引いても、保険適用の医療であれば、毎月の自己負担額はこの上限を超えることがありません。
「高額な治療費が突然請求される」というリスクは、実は制度上、かなり抑えられているのです。
気づき②:「もしもの時にかかる費用」を冷静に計算した
次に、「今後、何か大きな病気や手術があった場合、実際にどのくらいの費用がかかるのか」を計算しました。
高額療養費制度を前提にした場合、入院・手術にかかる実質的な自己負担の目安が見えてきました。
その金額と、「保険料をそのまま積み立て続けた場合の総額」を比べると、あることが分かりました。
掛け捨て保険に頼るより、同じ金額を現金で積み立てた方が、実際の費用を賄えるのではないか。
しかも、何もなかった場合は、そのお金はそのまま自分の資産として残ります。掛け捨て保険では、何もなければ支払った保険料は戻ってきません。
見直し後:保険を解約し、同額を「特別貯金」に回した
計算の結果、私は保険を解約することにしました。
その代わりに、これまで保険料として払っていたのとほぼ同じ金額を、「何かあった時のための特別枠」として毎月積み立てることにしました。
この方法には、以下のメリットがあります。
- 何かあった時:積み立てたお金を使えばいい
- 何もなかった時:そのお金はそのまま自分の資産になる
掛け捨て保険のように「払い損」にならない。これが、私が出した結論でした。
気づき③:投資目的で保険を使うのは効率が悪い
今回の見直しを通じて、もう一つ重要な気づきがありました。
保険商品の中には、「貯蓄型保険」や「投資型保険」と呼ばれるものがあります。「保険に入りながら資産も増やせる」という売り文句のものです。
でも、投資をしたいなら、NISA(特に積み立てNISA)の方がはるかに有利です。
- 運用の透明性が高い
- 手数料が安い
- 非課税で運用できる
- いつでも引き出せる
保険商品を通じた投資は、手数料や条件の複雑さがネックになります。投資は投資、保障は保障と、きちんと分けて考える方がシンプルで合理的です。
まとめ:保険は「必要最低限」でいい
今回の経験から、私が確信したことをまとめます。
✅ 高額療養費制度があるので、医療費の上限は制度で守られている
✅ 「もしもの費用」を冷静に計算すれば、保険よりも現金積み立てで賄えることがある
✅ 何もなかった時に、積み立てたお金が自分の資産になるのは大きなメリット
✅ 投資目的なら、保険よりNISA積み立ての方が有利
「何かあった時のために、保険に入っておかなければ」という感覚は理解できます。私もそうでした。でも、一度立ち止まって「本当に必要か」を冷静に計算してみると、違う答えが見えてくることがあります。
保険は「必要最低限」で構いません。その分のお金を、自分の資産として積み立てていく。そういう選択肢もある、ということを知っておいてほしいのです。
あなたも一度、保険の見直しを考えてみませんか?


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