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歯医者には定期的に通っているのに、眼科には何年も行っていない。
そんな方、多いのではないでしょうか。私がまさにそうでした。
歯石の除去のために歯科へは定期的に通う習慣があったのに、目については「特に困っていないから」と、検査を受ける習慣がまったくなかったのです。
でも40代後半になり、目の変化を実感するようになったことをきっかけに、初めて自分から眼科を受診しました。そして——「緑内障の傾向が出始めている」と指摘されたのです。
この記事では、私が眼科を受診した経緯、実際の検査の内容と費用、そして結果を聞いたときの正直な気持ちをお伝えします。
※これは私個人の体験談です。目の症状や治療については、必ず眼科医にご相談ください。
きっかけ:暗い居酒屋で、メニューが読めなかった
私が目の健康を意識し始めた一番のきっかけは、老眼でした。
特に困ったのが、暗い場所で細かい文字が見えにくいこと。たとえば、照明を少し落とした居酒屋やバーで、細かい字で書かれたメニューが読めないのです。あれは、地味にショックな体験でした。
(老眼については、レーシック手術から20年後の話の記事でも詳しく書いています)
こうして目の変化を実感するようになると、必然的に「自分の目は、今どういう状態なんだろう」と気になり始めました。
そしてもう一つ、後押しになったことがあります。最近、緑内障に関する情報を目にする機会が多かったのです。
そこで気づきました。歯は定期的にメンテナンスしているのに、目は何もしていない——これはバランスが悪いのではないか、と。
視野が欠けているような自覚症状は、まったくありませんでした。それでも「一度、今の状態を確認しておこう」。そう思って、眼科を受診することにしたのです。
実際の検査:1時間・5,000円弱
受けた検査は、次のようなものでした。
- – 視力検査
- – 眼圧検査
- – 視野検査(視野の欠けがないかを調べるもの)
かかった時間は、待ち時間を含めて1時間ほど。費用は5,000円弱でした。
正直、「思ったより手軽だった」というのが実感です。1時間と5,000円弱で自分の目の状態が分かるなら、決して高いものではないと思いました。
結果:「緑内障の傾向が出始めています」
そして、結果です。
視野の欠けについては、大きな問題はありませんでした。
ただ、続けてこう言われたのです。
「緑内障の傾向が出始めていますね」
正直に言って、少しショックを受けました。自覚症状はまったくなかったからです。見えにくいと感じていたのは老眼のせいで、それ以外は問題ないと思い込んでいました。
幸い、目薬などの治療が必要な状態ではなく、経過を見ていきましょうということになりました。それでも、この指摘は私にとって大きな出来事でした。
調べて分かった、緑内障の怖さ
正直なところ、受診するまで私は緑内障をあまり意識していませんでした。
緑内障は視神経に関わる病気なので、角膜を削るレーシックとは直接関係がないだろう——そう考えていて、注目度が低かったのです。
でも、指摘を受けてから調べて、一つの事実に不安が大きくなりました。
一度傷ついてしまった視神経は、元に戻すことができない。
治療の目的は「治す」ことではなく、これ以上進行させないことなのだそうです。しかも緑内障は、初期〜中期まで自覚症状がほとんどないと言われています。左右の目が互いに視野を補い合うため、片方が欠けていても気づきにくいのだとか。
つまり——「見えているから大丈夫」は、まったく根拠にならないということです。
だからこそ、40歳を過ぎたら定期的な検査が大切だと、多くの眼科で推奨されているわけです。私は今回、たまたま「気になったから」という理由で受診しましたが、それが結果的に良い判断になりました。
これから:目も「歯と同じ」ように
今回の経験で、私の中の考え方が変わりました。
目も、歯と同じように、定期的なメンテナンスが必要だ。
歯は痛くなる前にクリーニングに行くのに、目は「見えているから」と放置していた。この非対称さに、ようやく気づきました。これからは、目についても定期的に確認していこうと思っています。
そして、緑内障は一度傷ついた視神経を修復することはできませんが、進行を遅らせるための生活習慣については、書籍などでも紹介されています。
私が実際に読んだのは、緑内障 始めた人から改善していく66のコツ(平松類 監修)という本です。日々の生活の中でできることが具体的にまとめられているので、私のように「傾向がある」と言われた段階の人にとっては、参考になる部分が多いと感じました。こうした情報も取り入れながら、できることをやっていくつもりです。
ちなみに私は、目のケアとして仕事用のPC作業用メガネを使っているほか、寝る前のホットアイマスクや肩甲骨回しも習慣にしています(これは40代が「なんとなく疲れる」を解消するために見直すべき3つの習慣の記事にも書きました)。
まとめ:気づかないうちに、体はほころんでいるかもしれない
最後に、同世代の方に伝えたいことを書きます。
年齢を重ねると、自分では気づきにくいところで、体にほころびが出ていることがあります。私の目が、まさにそうでした。何の自覚症状もないのに、「傾向が出始めている」と言われたのですから。
私たちの年代は、仕事も生活も忙しい人が多いと思います。それでも——たまには休暇を取って、気分転換がてら、現状確認のために検査に行く。そんな時間を作ってみてはいかがでしょうか。
異常があっても、早めに気づけば対処はしやすい。進行を遅らせることもできる。
1時間と5,000円弱で、自分の目の状態が分かりました。私にとっては、受けてよかった検査でした。
「最近、見えにくくなったかも」と感じている方は、それを老眼のせいだと決めつける前に、一度眼科で確認してみることをおすすめします。

